この記事では、クルーズ船でコロナウイルス感染者の受け入れ病院先についてまとめました。
調べたところ、静岡県と神奈川県の第二種感染症指定医療機関が受け入れ先病院である事が判明。
全く他人ごとではなく、もしもの際にどこの病院に入院するのか気になったので、調べたことを共有します。
目次
横浜港のクルーズ船 船内感染61人に
横浜港に停泊中のクルーズ船から新たに6人の感染者 あわせて70人にhttps://t.co/9R4KY82B7W
— LINE NEWS (@news_line_me) February 9, 2020
横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、9日に検査結果が出た57人のうち新たに6人の乗船者が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。これで感染が確認された乗船者は、きのうまでの64人とあわせて70人となった。
また、感染者とは別の人も体調不良を訴えており船から降ろして搬送するかどうか、厚生省が検討を急いでいるとのことです。
つまり、今後も病院への搬送はあり得るということですね。
新型コロナウイルス感染症に対応可能な「第2種感染症指定医療機関」とは?
そもそも、新型コロナウイルス感染症に対応している「第二種感染症指定医療機関」とはどんなところなのでしょう。
新型コロナウイルス(新型肺炎)の人から人への感染が明確に明らかになった際に政府は、「指定感染症」指定を行いました。
では、この「指定感染症」とは一体何なのでしょうか。
日本では、感染力や重症度を考慮して「感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)」によって、様々な感染症を感染力など危険性に応じて1~5類に分類されています。
最も危険な1類感染症に指定されている感染症は、エボラ出血熱、ペスト、ラッサ熱など。
「指定感染症」とは今まで指定されていない感染症のうち、緊急で患者の行動を制限することが必要な場合に、一定の期間に限って臨時的に入院措置などを強制的に行うための指定ということ
今回の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)については、国会審議等の状況を鑑みると2類感染症に該当します。
【クルーズ船】コロナウイルス受け入れ病院名はどこ?
出典:news24
では、その新型コロナウイルス感染症の受け入れ可能な病院はどこなのでしょうか。
クルーズ船で多くの感染者が出た際に受け入れた県は「静岡県」と「神奈川県」でした。
そして静岡では10病院が受け入れ可能ですが、実際にクルーズ船の患者を受け入れた病院名や搬入人数は非公開となっております。
神奈川県については、公開された病院名が一部ある状態でした。
【クルーズ船】コロナウイルス受け入れ県は静岡と神奈川県
静岡県のコロナ受け入れ可能な病院「第2種感染症指定医療機関」は10病院
capture:fukuishimbun
引用:https://www.sut-tv.com/news/indiv/3700/
静岡県で、クルーズ船の感染者が受け入れられた病院は非公開ということですが、感染症指定医療機関は10病院となります。
下田メディカルセンター
国際医療福祉大学 熱海病院
裾野赤十字病院
富士市立中央病院
静岡市立静岡病院
市立島田市民病院
磐田市立総合病院
掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター
浜松医療センター
浜松市国民健康保険佐久間病院
神奈川県のコロナ受け入れ可能な病院「第2種感染症指定医療機関」は8病院
引用:news24.jp
神奈川県でのクルーズ船の感染者が受け入れられた病院では、「横浜市立市民病院」にて受け入れられたようです。
他にも受け入れされたとnewsではやっていましたが、病院名の報道はありませんでした。
神奈川県で新型コロナウイルス感染症を受け入れられる病院は8病院ありました。
横浜市立市民病院
川崎市立川崎病院
横須賀市立市民病院
厚木市立病院
藤沢市民病院
神奈川県立足柄上病院
平塚市民病院
神奈川県厚生農業協同組合連合会 相模原協同病院
【クルーズ船】コロナウイルス受け入れ病院名はどこ?まとめ
クルーズ船でのコロナウイルス感染者が受け入れられた病院について調べました。
もしもの時はどこの病院に入院するのか?と調べてみましたが、新型コロナウイルス感染症を受け入れてくれる医療機関は国が指定した「第二種感染症指定医療機関」とのこと。
クルーズ船の感染者が受け入れられた病院がある静岡県と神奈川県以外にも全国に第二種感染症指定医療機関はあります。
冷静な対応をするためにも、病院の対応状況をご確認ください。
罹患された方々につきましては、いち早い回復をお祈りしております。
最後までご覧いただきありがとうございました。