去年の日焼け止めの効果はある!けどヤバイ位肌に悪い理由

去年の日焼け止め は使うな!? 効果はあるけど ヤバイくらい 肌に悪い理由

紫外線が気になってきた時期。

そういえば去年の日焼け止めがまだ沢山あったハズだけど、そもそも使えるのかな?

でももし使えたとしても、時間が経過して日焼け止め効果がなくなっていたら意味がないし…

女性ならこんなお悩みを一度は抱えたことがあるかと思います。

特に普段使いしない海やプール用のウォータープルーフ日焼け止めなんか、悩みどころですよね。

しかし、去年の日焼け止めって本当にお肌に悪い事ずくめなんです。

この記事では、前半に去年の日焼け止めがヤバイくらい肌に悪い理由と、それでも使用する際のやり方。

後半では、意外と知らないで使っている他の化粧品の使用期限や長持ちさせる方法をご紹介していきます。

特にお値段が高い化粧品なんかだと、ギリギリまで使用したいと思うのでチェックしてみてくださいね。

去年の日焼け止めは使えなくないがかなり肌に負担になっている!

去年の夏に使用したということは、開封して一年弱は経っているハズ。

結論を先に申し上げると、防腐剤が入っているため使える事には使えますが、「かなり肌に悪い」と覚えておいて下さい。

防腐剤が入っている事により、雑菌の繁殖は防げますが問題は半年以上経ってしまう日焼け止めは「酸化」がヒドイんです。

そもそも、なぜ日焼け止めをつけるのか?を突き詰めて考えていくと「酸化しないため」に日焼け止めを塗るんですよね。

それなのに、日焼け止め自体が酸化していたら…

「酸化した日焼け止め」を塗ってさらに外出で「酸化する紫外線の下」に行くのですから”酸化ダブルパンチ”が肌を荒れさせる原因になってしまうのです。

これは本当に肌に悪いこと。

敏感肌の人はもちろん、将来の肌を守るために、去年の日焼け止めは使わないほうが安心かと思います。

もちろん未開封なら酸化は進みませんから一年以上経過しても問題ありません。

しかし、悲しいですが一度でも開封してしまった場合いくらしっかりフタを締めていても酸化を食い止める事は出来ないのです。

年々日焼け止めの成分も進化しているので、シミやシワやたるみを防ぎたいと思っている方は、去年の日焼け止めは捨てることをオススメ致します。

それでも使いたいなら、顔ではなく腕や足で試してから!

金欠などで日焼け止めを買うことをためらうならば、為にし腕や足に去年の日焼け止めを塗ってみましょう。

同時に、酸っぱいニオイや変な匂いがしないかどうかや白い色の日焼け止めなら黄色っぽくなっていないかも合わせてチェックします。

判断は、その日の夜お風呂上がりのスキンケアで、日焼け止めを塗った箇所が痒くなったり、赤くなったりしていないかをみてから顔に使用しましょう。

去年の日焼け止めを使うとして効果は落ちていない

また、効果については日焼け止めの成分である「散乱剤」および「吸収剤」が酸化でなくなるということはありませんので、効果は維持できます。

ですが、「酸化」の弊害の方が十分危険ですね。

むしろ、しっかりと適量を塗っていない事や、汗をかいたりタオルで拭いてしまったときに日焼け止めの効果は半減。

適量も思った以上に多いんですよね。

ミルクタイプは、手の平に500円玉をのせるくらい。クリームタイプは100円玉くらいの大きさが正解なのをご存知でしたでしょうか。

また、汗を掻く季節は2時間ほどで塗り直すのがベストなんですが、出来ないときはランチ休憩時は必ず塗り直しましょう。

ティッシュオフ→化粧水ミスト→塗り直しの流れで塗り直します。

注意

去年の日焼け止めの効果は変わらないがそれ以上の弊害が。日焼け止め効果を最大限発揮させたいなら、「適量を使う」ことと「こまめな塗り直し」を頑張る。

そもそもなんで化粧品全般に使用期限が書いてないの?

それにしても、食品のように化粧品も使用期限が書かれていれば便利だなーって思いませんか。

お肌に直接触れるものだから、しっかり表記されていると嬉しいのですが、調べてみた所法律で「製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はない」と決められていたんですね。

なので期限が書いていないコスメなら未開封で最大三年もつ事になります。

意外と知らない?コスメ別使用期限の目安

日焼け止めの他にも、毎日使っている化粧品。

調べてみた所、目安となる使用期限は化粧品の種類によって違いました。

基礎化粧品

■化粧水・乳液・美容液・クリーム・クレンジング・洗顔:6カ月以内

ベースメイク

■化粧下地、コンシーラー:6カ月以内

■リキッドファンデ・クリームチーク:6ヶ月以内

■パウダーファンデ・パウダーチーク:1年以内

水分量が多いリキッド状のものほど使用期限が短くなりがち。

アイメイク

■マスカラ・リキッドアイライナー:3ヶ月以内

■ペンシルアイライナー・アイブロウ用品:1年以内

一番気をつけたほうが良いのが目のキワや粘膜ギリギリに使う「マスカラやリキッドアイライナー」

雑菌が繁殖しやすいのでかなりトラブルが多く、目の充血の原因になっている事が多いです。

目はとってもデリケートなので他にも感染症に繋がる恐れがありますから、ココだけはケチらない方が良いかも。

ポイントメイク

■リップ用品(リップクリーム・グロス・口紅):1年以内

口に直接つけると唾液が入るので、使用期限も短めかな?と思いきや意外と長め。

得にグロスなんかだとバクテリアが繁殖しやすく、なんか変な匂いが…となるのも早い事も事実ですが、口は目のようにデリケートではないので、使用期限自体は長めなのです。

注意
パウダー状よりリキッドや液体状のコスメが雑菌が繁殖しやすい為、試用期間が短い。
目や肌や口に直接触れ、唾液や皮脂がつくものと肌に乗せる面積や時間が長いものは要注意

コスメを長く使うためのポイント

特にブランドものの高い化粧品ですと、長く使いたいと思ってしまいます。

少し面倒ですが、お肌のためにもやっておくと損はありません。

パフやブラシは定期的に洗う

道具にも雑菌は繁殖します。

むしろ防腐剤とかが無いので、化粧品よりもこちらの方が汚い事も。

変な匂いがしてきたら速攻手洗いし、日陰に干しましょう。

取りすぎた分は戻さない

もったいない!と思ってもやらないほうが使える期間は延びます。

フタをしっかり閉める

液漏れの原因にもなりますし、酸化を防ぐ意味でもしっかりフタを閉めましょう。

肌に直接触れさせないようにする

口紅は筆にとったり、クリームはスパチュラですくったりして、接触の機会を少なくするのもポイントです。

まとめ

去年の日焼け止めは使えなくはないが、酸化が進んでいるのでかなり肌に悪いということや、どうしても使いたい場合はまず手や足で試してから使う事をお伝えしてきました。

化粧品は食品と同様に身体に取り入れるもの。

そして劣化していくものです。

キレイを維持するためには、化粧道具のキレイも保つのが美の秘訣。

毎日の食事同様、化粧品でのキレイも積み上げていきましょう。