お盆に義実家に行くのが憂鬱。
お小言を言われたり、姑とあまり仲が良くない人はつらい時期ですよね。
我が家は特に嫁姑問題が複雑なわけでもないのですが、やはり少しは気を使うので憂鬱になってしまいます。
この記事では、義実家へ帰省する方の声や「行かない」を選んだ人の理由や心構えを前半に。
後半には、行くことになった方が義実家でより快適に過ごせるよう、対策をまとめました。
是非お役立て下さい。
目次
なんでお盆に親族が集まるのか?
そもそもお盆に家族が集まるのは、亡くなった先祖と過ごす時間を持つため。
古くから続いている日本の行事で、全国共通の考え方です。
13日の迎え盆でご先祖様を出迎え、14,15日で親戚が集まり、16日にご先祖様をお送りする。
よくきゅうりとナスを飾りますよね。
霊は来るときはきゅうりの馬、帰るときはナスの牛に乗るそうです。
だから昔から、渋滞で大変な思いをするとわかっても皆さん帰られるのですね。
そうは言っても、嫁の立場からするとかなりの憂鬱なイベント。
古い考えの義実家の場合、嫁だけ働かされる事もあり理不尽な思いをする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
女の子の日が重なったりすると、更に憂鬱度は増していきますよね。
どこの嫁も一緒。行きたくないの声声声!
私の他にも嫁の皆様がお盆の義実家への帰省が憂鬱なのではないか?と調べてみました。
そしたら、出る出る行きたくないの声…
皆さん声を高らかに叫ばれてますねー。
いくつか紹介していきますね。
憂鬱な声
義両親は別に嫌な人じゃないし特別仲が悪いわけでもないのになんでこんなに疲れるんだろう…
生活習慣の違いとか勝手の違う家での手伝いとかもう全部がストレス
義実家に行くときの車中ではいつも輸送される囚人になったような気持ちだわ
>わかります、わかりますよその気持ち。私の中では一番しっくりくる声でした。
憂鬱な声
なんか通ずるものがあったのか。
二人で呆れ顔でにやっとした。
>知らない人同士でも妻同士ならすぐに意気投合出来ますね。
憂鬱な声
人生は有限なのに、本当にもったいないと思う。
ボランティアした方がなんぼが有意義だよ
>行くのがもったいないと思う気持ち、わかりますよ。
憂鬱な声
大雨願ったけど天気予報見たらめっちゃいい天気みたい…
今からストレスでヘルペス出来たし生理来そうだしほんと最悪
男って何で嫁を連れて行くことが親孝行だって思うのかな
1人で行って来いよ!って感じだよ
>夫に怒りの矛先が行ってしまうのも無理はありません。義実家でもフォローしてくれるなら違うのですが。。。
憂鬱な声
運転させられて(もちろん旦那も免許持ってるしお酒も飲んでない)、
私に気遣わず自分はごろごろ寝てるだけで私は
子供の面倒見つつ義祖母の手伝いさせられてって行くわけ無いだろ。
>夫の対応で行ってもいいから行くわけないに変化する典型的な例ですね。
憂鬱な声
旦那実家では義母があれやこれやと世話焼いて嫁の実家ではお客さん扱いで座ってるだけ
生理もないし化粧とかドライヤーとかシャンプーリンスの心配しなくていいからさ
女ってマジで損
>義実家に対して、というよりも夫にイライラする嫁が意外と多い。
憂鬱な声
そのくせお土産にケチつけるくそジジィだよ
私の実家は交通費とかお土産とか必ず持たせてくれるから義実家の行動が信じられなかった
義実家行ってもどうせファミレスだし新幹線代払って修行してるようだよ
>義実家と実家の対応に差があるとなかなか違和感を感じてしまいますね。
憂鬱な声
「後で返すから払っておいて?」って返してもらったことねぇよ!
あーマジでいやだいやだいやだいやだ
便秘になるしお風呂気持ち悪いし駅から遠いし
帰って来たら1週間は具合悪くなる
>気がすり減るだけでなく、お金もすり減るなんて…
憂鬱な声
>この一言が、いかに義実家で嫁が疎外感を感じるかを物語っていますね。
憂鬱な声
みんな忙しいから予定合わないのに、
私に仕事を休ませてでも集まらせようとするのやめてー。
うちの子供達はもう小学生だけど、
義弟のうちは幼児だから大した事じゃなくてもすごいねー
かわいいねーって作り笑いするの本当疲れる!
そして必ず〇〇くん(うちの息子)
3歳児に負けちゃうよって言うから我慢の限界で顔に出ちゃう。
>子ども同士を比べられるのは本当に嫌ですよね。なんで比べるんだろう?ナゾです。
貴重な楽しみの意見もあるが少数派
実際の声を調べていると、少数派ですが楽しみにしている意見もありました。
楽しみな声
義母はパンからケーキ、麺類など何から何まで手料理です。
スープの素とかだしの素とか一切使いません。薄味が基本。
帰省すると私は一日中本を読んで過ごせます。
ジジババが子供と遊んでくれます。
特にばあばかな、子供に優しいのは。
そりゃ気を遣うこともあるけれどそれはお互い様。
最近は夫親を毛嫌いする嫁が多いですけれど、
両家に可愛がられる子供って幸せですよ。
>う、羨ましすぎる…憂鬱な身からすると読むのが毒になりそうな書き込みです。
楽しみな声
今年米寿を迎えてもまだまだ気力体力充分な義母、
彼女とお喋りするだけで何故かパワーを貰えます。
この先会える回数は限られていると思います。
会えるうちはせめて楽しい会話をしたい、元気で一日でも長生きしてほしいです。
>義母と仲が良いと、渋滞もなんのその!素晴らしいですね。
楽しみな声
そして義母の畑で採れたての枝豆と畑のとうもろこしをビールと共に楽しみます!
採れたての新鮮な食材とお義母さんの手料理は最高です。
>犬と、とうもろこしとビールと手料理!確かに料理上手な義母だったら楽しみになるかもしれませんね。
「行きたい」方の声はどれも羨ましすぎて眩しいですね。
一方で、行きたくないけど行く人が多い中で、「行かない」を選んだ猛者もいらっしゃいました。
行きたくないなら「行かない」を選んだ猛者も
「行かない」を選んだ背景は様々ですが、実際に義実家にどのように伝えたのでしょうか。
いくつかパターンがあったのでまとめてみました。
体調不良や妊娠、出産後を理由に行かない
妊娠中や出産後は何かとトラブルも多いので、それを理由に行かないのは当然と言ったら当然。
しかし、妊娠出産でそれほど苦労していない姑の場合だと、印象が悪くなってしまうことも。
もちろん、世の中にはいろいろな人がいて妊娠出産も千差万別と理解してくれる姑ならいいのですがね。
体調不良は仕方ない。納得の理由です。
お盆で「体調不良」をつかったら、冬は行かざるおえなくなる?
体調が悪いので行きませんと言ったら、なんと自宅へ突撃された人も…。
自分だけ自宅で療養し、旦那や子どもを行かせられるならそうした方がハプニングは回避できそうです。
単発バイトや仕事を入れる
旦那には、いい機会だから「あなたのお小遣いをアップしてあげたいので働きたい」といえば大喜びでしょう。
旦那と子どもは義実家に行ってもらって、その間は仕事以外にもゆっくり買い物や自分の好きなことが出来る時間は素敵以外の何者でもないですね。
ただ行かない
憂鬱な声
今までは我慢して行ってた嫁が、何かの事件をキッカケに「もうなんと思われようが行かぬ!」となった体験談が多かったです。
けれど、「ただ行きたくないから行かない」を使うにはハードルが高い人も多いハズ。
次では、義実家帰省の際に出来る&やった憂鬱対策をご紹介します。
これで少しは過ごしやすくなる…かも…?
義実家への帰省に対する男女の意識の違い「気を使うことはない」と3割男性は思っている事実に絶望
と、その前に調べていく中で面白い調査を見つけました。
プレジデントオンラインが義実家への帰省に対する男女の意識の違いをテーマに、22歳から50歳までの既婚者を対象にアンケートを取った結果、なんと男性の三割が気を使う事はなにもないと考えている驚きの結果に!
「義実家への帰省」に対する男女の意識の違い
【男性が気を使うポイント】
1位:気を使うことはない 31.0%
1位:手みやげ 31.0%
3位:居場所 20.7%
4位:義家族との会話 17.2%
5位:家事の手伝い 13.8%
6位:金銭面 10.3%
7位:お風呂・トイレ 6.9%
7位:食事マナー 6.9%【女性が気を使うポイント】
1位:義家族との会話 60.5%
2位:家事の手伝い 57.9%
3位:手みやげ 36.8%
4位:お風呂・トイレ 34.2%
5位:居場所 31.7%
6位:子供の言動 23.7%
7位:金銭面 18.4%
8位:食事マナー 13.2%
※アスカネット「フォト総研」調べ
気を使う事はなにもないの次も「手土産」とか絶句です…。
この認識の違いが夫婦喧嘩に勃発してしまうんですよね。
男女間の脳の仕組みからも察する事が苦手な男性と、察してよという感情を働かせる女性では埋められない溝なのでしょうか。
憂鬱を吹き飛ばす対策6選
驚きの結果からは、夫に期待をかけてもあまり良い結果にならないことがわかりました。
なので、自分の身は自分で守るしか無い!が私の結論です。
皆様気力を絞られて「戦い」に望まれると思いますが、実際に義実家に行く方たちがどんな対策をして乗り越えているかをまとめてみました。
実家に帰る前に「泣く」事でストレス発散
女性は泣く事によって、ストレスを多少リセット出来ます。
泣ける映画でわんわん泣いた後、少しスッキリしている体験をしてる方が多数ではないでしょうか。
ストレスがかかるとわかっているので、少しでもガズ抜きをしておく対策です。
話をしたくないときは、マスクをする
もう話もするのも嫌だと言う方には風邪気味と言って、マスクをすればあまり話をする必要がなくなります。
ひたすら「無」
考え出したら逃げたくなるから、考えずに時間が過ぎるのを待つ。
仙人の修行のように、頭の中を無にする練習を帰省中にやる技。
かなり難しいので帰省中に出来るようになれば達成感も味わえます。
嫌味は聞こえないふり作戦
よくお婆さんがするアレ。
いちいち受け取ってしまうよりも、とぼけて流すほうがパワーはかかりません。
嫌味はニコニコ返し作戦
それでも沸々と嫌なものが湧いてきてしまったら、応戦。
ポイントは笑顔を絶やさないこと。
TwitterやSNSで仲間を探す
あまりスマホを触れないと思いますが、寝る前などに同じ境遇の方のツイートを見ることによって、「自分だけじゃない!自分はひとりじゃない」と思えます。
まとめ
義実家に行くのが憂鬱な嫁の声をまとめてきました。
最も多かったのが、行きたくないけど行くの声。
少数派ですと、行かない人と行くのが楽しみな方もいらっしゃいました。
旦那の会社では、旦那の実家はそこそこにして妻の実家に帰る方が多いようです。
妻と子どもは妻の実家。
自分は自宅でひとり時間を満喫すると今から楽しみにしているとのこと。
それでしたら家族がwin-winの関係になれますね。
すでに新元号になった今、帰省の風習は令和からやめませんか?
勇気ある嫁が増えてくれることを心から願っております。